穏やかで温かい、この空間と人が好き。ミズノマシナリーに決めた理由

機械加工の同期クロストーク


対談者紹介

  • 石黒さん

    2022年新卒入社/製造部生産2課に所属し、マシニングセンタでの機械加工に従事。学校の専門は知能ロボット工学。

  • 中村さん

    2022年新卒入社/製造部生産2課に所属し、マシニングセンタでの機械加工に従事。学校の専門は生産機械システム。

 

ーーお二人がミズノマシナリーへ入社しようと思ったのはなぜですか。
 

石黒さん:

当社のインターンに参加して、ものづくりの楽しさを強く感じたからです。機械加工とCAD/CAMどちらの現場も体験してみて、ここで働きたいと思いましたね。
 
ーー石黒さんは、大学ではどんなことを学んできましたか。機械工学についても学ばれてきたんでしょうか。
 

石黒さん:

工学系の大学で、機械・電気・電子の3分野について学んできました。その中でも、機械が一番好きだったので、就職先もこの業界にしようと。
 
ーー製造業というと男性のイメージが根強いですが、女性の石黒さんがこの業界で働くことに不安はなかったですか。
 

石黒さん:

元々、抵抗感はなかったですね。実際に入社してからも、活躍する女性の先輩方をたくさん見てきたので、不安や働きづらさは感じていません。
 
ーーこの業界の数ある企業の中から、当社を選んだ決め手を教えてください。
 

石黒さん:

何よりも先輩が優しかったからですね!インターンの際に、先輩方が仲良く楽しそうに働く姿を見て、この環境がすごく気に入りました。自分もお喋りするのが好きなので、一緒に仕事できたらきっと楽しいだろうなと。
 
ーー今お二人からお話を聞いていく中でも、同期ならではの仲睦まじい様子が伝わってきます!中村さんが当社を選んだ理由はなんですか。
 

中村さん:

工場見学に訪れた際に、とても大きな加工機械を使いこなす先輩社員たちの姿を見て、素直に格好良いなと思いました。皆が和気あいあいと接している空気感も心地良く感じましたね。
 
ーー入社してみて、良くも悪くもギャップを感じたところはありましたか。
 

中村さん:

入社前は、ちゃんと機械を扱えるようになるのか不安や戸惑いはありました。実際の現場に出てみると、先輩方が親身になって教えてくれて、安心感に変わりました。
 
ーー実際に入社してみて、仕事中の雰囲気や社員同士の関わりはいかがですか。
 

中村さん:

年齢や年次に関係なく、誰とでも接しやすく話しやすいです。ぎすぎすした上下関係はなく、業務を円滑に進めようと、良い意味でフランクな関係性がありますね。
 
ーーどういう時に社員同士の関係性の良さを感じますか。
 

中村さん:

誰でも快く手を貸してくれるときですね。一人だとできない作業もたくさんあるので。
 

石黒さん:

例えば、一人で複数の機械を同時に稼働させているときは、自分一人だとどうしても一台だけしか見ることができないんですが、そんなときこちらから何も言わずとも、「何かあったら言ってね」と先輩の方から声を掛けてきてくれて。
あとは、洗浄や磨きなど、自分だと時間がかかってしまう手作業の部分も、慣れた先輩が率先して手を貸してくれるおかげで、他の業務もはかどって助かっています。
 
ーーなるほど。このチームワークの良さが、当社の高品質なものづくりの秘訣なんですね。
 
 

 

失敗の悔しさを忘れない。失敗から学び、成功の糧に。

ーーお二人の一日の業務フローを教えてください。
 

石黒さん:

私は朝8時に出社して、まずは機械の暖機ですね。8時20分に朝礼が始まり、8時半からその日に制作するプログラムの「段取り」に取り掛かります。この段取りを一製品につき、5~10分ほどかけて行います。私は、小型製品の加工を担当していて、段取りや加工にかかる時間が短く、「段取り→表、裏の加工」の作業を一日に複数こなさなければいけません。そのため、加工を効率的に進める上で、この「段取り」がとても重要になってきます。加工中には、洗浄や梱包作業も並行して行います。
 
ーーなるほど。品質だけでなく、スピードも求められるということですね。
 

中村さん:

私は通勤ラッシュを避けて、朝7時頃には出社しています。機械の暖機をしつつ、8時20分の始業開始までゆったりと過ごしています。私は大型製品の加工グループに所属していますが、大型から小型のものまで幅広く担当しています。そのため、製品によっては数日かけて加工したり、複数の製品を並行して加工したりすることもあります。定時は17時20分で、繁忙期は遅くとも20時頃には会社を出ます。
 
ーー製造業というと、シフト制で昼夜構わず稼働しているといった、きつい職種のイメージがありました。
 

石黒さん:

当社は、日勤に限られていて、土日が休みです。仕事終わりや土日には職場の仲間とご飯に行ったり、プライベートも仲良く過ごしていますよ。
 
ーー単なる仕事仲間ではなく、みなさんの仲の良さが伝わってきます。
 

中村さん:

中途入社の方が口を揃えて言うのは、工場内で怒鳴り声が全く聞こえない!と。他の職場を経験されてきた方にとっては、驚きみたいですね。
 

石黒さん:

そういえば、私も入社してから怒鳴られたことないですね!
 

中村さん:

私も!
 
ーーーこれまで持っていた製造業の悪いイメージが変わりました。そんな当社で働くやりがいを教えてください。
 

石黒さん:

主に当社が取り扱う機械には、3軸加工機と5軸加工機があります。3軸加工機は、正面だけ加工するのに対して、5軸加工機では、正面に加えて横の加工も同時に行うことができるため、多くの工程を必要とする高難度の製品をつくることができます。
私は、この5軸加工機を入社一年目から担当させてもらっています。加工が難しい分、製品が上手く出来上がったときには大きなやりがいを感じることができますね。
 
ーーこの5軸加工機は、経験の浅い人には扱いが難しい機械ということでしょうか。
 

石黒さん:

そうですね。一年目から任せてもらえるというのはなかなかないことだと聞いているので、それを任されたのは嬉しかったですね。
 
ーー頼りにされていると思うと、断然モチベーションも上がりますよね。
 

石黒さん:

あとは、品質管理課の検査に通過したときにもやりがいを感じますね。どうしても機械移動の過程で傷が付きやすかったり、少しの傷も許されない製品もあったりするので、厳しいチェックを経て無事納品できたときは嬉しくてたまらないですね。
 
ーー努力の跡が伝わってきます。反対に大変だったことを教えてください。
 

石黒さん:

加工に失敗して、材料をロスしてしまったことですね。工具を壊してしまったこともあります。いくつも失敗をしてきましたが、どれもいまでも忘れられないくらい、悔しくて仕方ないですね。もう同じミスは繰り返さないと心に決めています。
 
ーー深く頷いて聞いておられる様子でしたが、中村さんにとっても共感できることですか。
 

中村さん:

自分も入社当初は、材料を無駄にしてしまったことがあったりして。やっぱり失敗してしまうとすごく心に残りましたね。
 

石黒さん:

ロスしてしまうタイミングも影響しているのかなとも思いますね。例えば、半日掛けて作りこんできた製品を最後の最後で失敗してしまったときの絶望感はもう…。そんな失敗は繰り返したくないですね。
 
ーーそうですよね。失敗を繰り返さないために意識していることはありますか。
 

石黒さん:

再確認することですね。
 

中村さん:

作業手順をリスト化したことで、失敗はかなり減ってきたと思います。あとは、口に出して指さし呼称することも徹底しています。
 
ーー入社してはや2年になりますが、今まで一番印象に残っていることを教えてください。
 

中村さん:

昨年の11月頃、自分が新しい機械の担当になったばかりのタイミングで、かなり高難度の加工に挑戦する機会がありました。任された当初は、考える余裕がなくなるくらいいっぱいいっぱいになってしまいましたが、無事完成できたときはこれまでにない達成感と満足感を得られましたね。
 
ーーものづくりへの熱意に溢れるお二人が、仕事をする上で一番意識していることや心掛けていることを教えてください。
 

中村さん:

睡眠ですね。やはり体が資本の仕事は、怪我をしてしまってはいけないなと。しっかり睡眠を取ることで、疲れを持ち越さないように意識していますね。
 

石黒さん:

仕事においては、確認することを心掛けています。個人的には、プライベートを充実させることも大切にしていて、土日は友達と遊んだり、職場の社員ともランチしたりして、思いっきりリフレッシュしています。
 
ーー職場の上下関係に関わらずですか?
 

石黒さん:

そうですね。「ご飯行きましょう!」と自分からがんがん誘いに行くタイプなので(笑)。女子グループだったり、部署内のグループだったり、いろんな方とのご飯を楽しんでいます。
 
ーーこれからの活躍が目覚ましいお二人の今後の目標を教えてください!
 

石黒さん:

国家資格の技能検定に受かることですね。
 

中村さん:

技能検定ももちろんですが、良いものを早く安全につくることができる技能者になりたいですね。これは、入社時に宣言して個人的にずっと掲げてきた目標なので、少しでも近づけるように絶えず努力していきます。
 

 
 

共に成長していきたい。求職者へのメッセージ

ーー最後に、新入社員へのアドバイスをお願いします!
 

石黒さん:

大学で加工についての知識は学んできましたが、加工の経験はありませんでした。入社して初めての経験でしたが、現場では、一人一人に先輩社員がついてくれて、心強かったです。分からないことは何でも丁寧に教えてくれるので、不安になりすぎる必要はないと思います!
 

中村さん:

知識や経験等は、入社後に先輩方から教わりながら身につけていけば大丈夫です。むしろ教わる上でのコミュニケーション能力を磨くことが必要になってくると思います!

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